Area-TAKU

DIARY

1999/04/18(日)

TV通販!
最近はそうでもないが、一時期テレビの深夜の通信販売が面白かった。

特に洋物なんて最高だったでしょう?あのプレゼンの仕方が ... 。
フキカエやってる声優さんが面白いのか、そもそも元から面白いのかはわからないが、
とにかく、全部欲しくなっちゃうあのパワーはいかった。

みんなもそうだと思うが、ご多分にもれず、この俺もそっこうFAX何度したか ... 。

だって凄いでしょう?
ロールスのボンネットに火つけて目玉焼き焼いて、それをサササっときれいにしちゃったり、
ブロックガリガリ切った包丁で熟れたトマトスパスパ切ったり、
入れたその場で食いつくルアーとかさ。しかも何度も何度も。

そして同じ事をえんえんとアピールし続けるあのしつこさ。
毎回、まんまと策略にバッコリはまり、
20分もたつ頃には完全にその商品のファンになってる俺だったのだ。

「むむむっ!オーリーはすごい! 俺には絶対必要なカー用品だ!」
「げげげっ!俺の求めていた包丁はこれだ! スーパーブレード2! 買いだ!」
「よよよっ!釣には興味がないが、このルアーは欲しい! FAXFAX!」
「なるなる!今までの腹筋のやり方はもうやめだ!スーパーアブトレーナーしかない!」

みたいなカンジ ... 。

で、今あらためて家の中のその商品達を探してみると ...

み〜〜んなどっかいっちゃった。

友達にやっちゃたり、引っ越しで捨てちゃったりで、どれも残っていない。
しかも、スーパーブレード2(例のもの凄い包丁ね)以外は一度も使ってさえいない。

バカでしょう?
でもね、きっとこれ読んでるヤツの中にも、俺を笑えないヤツかなりいるとみてるんだ。
だろ〜っ? はっはっは〜だ。


ところで、包丁で思い出したが、

俺は包丁を研ぐのが大好きである。

と言っても、和包丁とかの日本の刃物は、奥が深いんで難しすぎるからいじらないが、
ドイツとかの洋物の刃物ね。セラミックのスティックでシャッシャッって研ぐやつ。

精神統一になるっていうか、心が冴えるカンジがたまらなく好きなのだ。
良く研がれたブレードは美しい。
その輝く見ためも、こわいほどの切れ味も ...

乗ってくると、家中にある刃物という刃物は全部研ぎたくなってしまう。
包丁。ナイフ。ハサミ。最後にはなんと爪切りまでも ...


そうそう、それと同じ様なカンジで大好きなのが、
鉄の中華鍋の手入れだ。

鉄の中華鍋やプライパンは道具としてはとっても奥が深いカンジがする。
使い込み方、手入れの仕方、保管の仕方、もちろん調理の仕方。

表面の鉄の状態、油の浸込み具合、使ってみた時の感覚。
モロに使い手のセンスが影響する。
使い込んで出来上がっていく道具ってカンジがするでしょう?

そこん所がとっても好きです。

そういう手間のかかる道具は、やっぱりTV通販じゃ買えないのだ。


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