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DIARY

1999/05/08(土)

大予言
小学生の頃、「ノストラダムスの大予言」を知って
それでも、まだまだ先の話だぁ、とか思ってたんだけどさ、
もう再来月なんだよね。空から恐怖の大王が降ってくるのは ...

本屋に行けばその手の本がウジャウジャ並んでるしさ、きっと7月になったら
TVでも特番組むでしょう?

で、実際にはどんな事が起こるのだろうか?

ノストラダムスじゃなくても、この世紀の境目は色々あるみたいな予言が多いし、
なんてったって俺の大好きなエドガー・ケイシーも似たような事言ってたし。

そうそう、一時俺はエドガー・ケイシーにはまってた時期があってさ、
朝から晩まで彼に関する本片っ端から読みあさってました。
彼の場合は未来の予言的なリーディングに関してよりかは、健康に関してのリーディングに
興味があったんだけどね。
日本でいまいち彼が“眉唾”っぽく扱われるのは、メディアが彼の色々なリーディングの中でも
やれ予言だの、やれアトランティスだのの部分と、キリスト教的な部分に
フォーカスを当てるからで、もっとバランス考えた見方をすれば彼はマジに偉大だと思う。
彼の場合、“予言者”って表現するのは間違ってると思ってるんだ。
彼の実績は医学的な分野で評価するべきだ。
まあそれだけじゃレーティングとれないもんな ... 番組としてはさ。

エドガー・ケイシーの事はとにかくとして、

本当に7月に世界が終わってしまうとしたら、今何をするべきなんだろうか?
って言うのが今回のテーマなのだ。

どうせ終わるんだからメチャメチャやっちゃう奴もいれば、
きちんと最後の瞬間をむかえようって奴もいるだろうし、
どっちでもいいやって、そんな事は考えないで暮らす奴もいるだろう。

時間的に言ったらもう100日ない訳で、
大がかりな事やるには短いし、でも何かしようと思えば以外に使いでのある時間とも思える。

是非行ってみたかった所に行く。
打ち明けたかった相手に告白する。
借金しまくって使いまくる。
殺したいと思ってた奴を殺す。(・・;)

色々な事が考えつくでしょう?
もし、本当に世界の終わりが来るってわかったら、只パニクってるだけじゃバカみたいだから
やっぱり「有終の美」を飾るべきだよね。

で最後はあの「ディープインパクト」みたいに海岸にいよっかな。

ところがそんな事考えてたら ...

法に触れる事や、人道に反する事は別としてさ、

かねてからの望みのうち、自分の決断や行動力でなんとかなる望みに関して言えば、
何も世界の終わりまで待つ事はないよね。

考えようによったらさ、いつだって先の事はわからないんだもの、
明日事故で死んじゃうかもしんないし、半年後かもわかんない。
って言うか、そもそも人生は有限なんだからいずれ死ぬ事はわかってるもんね。

ならば、世界の終わりが来ようが来まいが、いつ終わろうがいつ死のうが、
毎日悔いのない様に生きてればいいって事になってしまうね。

反対の言い方すれば、いかに毎日を惰性ですごしちゃってるかって事だよね。
俺も含めて誰でもたいがいの人は、絶対に明日もあるし、あさってもあるって思ってるもん。
本当は有限の人生なんだけど、それってなかなか日常ではピンと来ないから
知らないうちに日々をムダ遣いしてしまう。

予言はともかくとして、本当のポイントはその辺なんだな。


と、“ノストラダムスの大予言”の話から人生哲学の話に至ってしまった俺でした。


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