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DIARY

1999/05/15(土)

寿司
寿司屋での注文。
きっと必ず、その人なりのオーダーパターンがあるはずだ。

俺の場合 ...
コハダとイワシサーモンとハマチ中トロウニと大トロ
これが基本パターンである。
これに、日によってカンパチ/シメサバ/アナゴ/アジが混入してくる。

よくよく考えてみると、
寿司のネタっていうのは以外にたくさんあるにもかかわらず、
まるでネクタイと同じように、たくさんある中からいつも決まったものだけを
チョイスしてるって事に気付いた。

同じ寿司とくくられていても実際寿司っていうものは、
それぞれのネタによって、サッパリしてたり、油っこかったり、
すっぱかったり、甘かったり、重かったり、軽かったりで
ネタによって全然違う食べ物だったりする。

魚はもちろん、貝、野菜、卵、肉等の色々な素材。
素材だけじゃなくて、生、煮る、焼く、しめる等の色々な調理法と味付け。

そんなたくさんのバリエーションの中から、さっきも書いたように、
たいがいの人はある決まったパターンでオーダーしている。

って事はさ、何が言いたいかっていうと ...

もしかして、「寿司食う!」っていう言葉を聞いた時に感じるイメージが
実は人によって全然違うんではないかな?って事なんだ。

だって、ネタによって全然違う食い物なんだよ。
で、それをそれぞれのヤツが片寄った決まったパターンで毎回オーダーしてるとすると、
コースによっては健康食。
コースによっては酒の肴。
コースによっては高カロリーのスタミナ食。

ほら ... 全然変わってくるでしょう?

味の傾向ももちろんそうだけど、
栄養バランスや食感、ボリューム、そしてそもそもの目的。
10人いたら10通りの寿司がそこに存在してるって事だ。

オードブル・メイン・締め・そしてデザート。
それぞれに該当する寿司を各自の好みのコースに組み立てる。

そうすると寿司のオーダーにも、
センスとか、構成力とか、流れとか、様式とか、
色々な食い方が追究できる訳で、
当然、上手な楽しみかたとか、意表をついた新鮮な頼み方とか出来るだろうし。

いや〜、日本人は流石ですね。
こんなに食い手に奥の深さを求めるファーストフード寿司。
どこの国のどこの文化に、こんなワビサビがあるであろうか?

な〜んて、さっき寿司食ったからこんな事書いたんだけどさ、
だって旨かったんだもん .... はっはっは!



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