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我行我素

2007/10/20

スタンプ・オブ・ドリームス(ファンクラブ会報原稿)
めっきり秋ですね秋。(^^)v

昨年の今ごろの会報でも書いたんですが、
俺は今の季節が年間を通じて一番の"お気に"。
詳しくは昨年の会報か、俺のサイトのバックナンバー読んでいただけるとわかりますが、
とにかく、「ん?なんか寒いかも?長そで出そ…」みないな陽気に、
夏とは違ったワクワク感を覚えてウキウキしている今日このごろです。

あい変わらず銀蝿はマイペースな活動なので、わりと自由な時間が多いこの時期。
そんぢぁいったい俺は何をしてるのかと申しますと、
俺もまぁ根っからのマイペース人間だからねぇ…
あい変わらず、他の人のライブ観たり、音楽仲間とバンド組んでスタジオ入ってみたり、
ベースに磨きをかけたり、曲とか考えたり、カッコつけたりの毎日だよ。

何せ俺は、趣味も仕事も使命も権利も義務も責任も夢も希望もロックンロールだもね。
もちろん毎日の心身共の精進も欠かしてはいませんが、やっぱほれ、
そゆのも全部含めてすべては夢への"アミノ酸"。
種まきゃ芽が出る!

何度読んだかわからないくらいの俺の愛読書の横綱、
ジェームズ・アレンの"「原因」と「結果」の法則"。
この本だけは枕の下に入れっぱなしなほどなんだけれども、
ようやく100年前に彼の言ってたことが理屈でなく、
ぼんやりと実感できるようになってきたかも。
人生の毎日毎日のすべての点と点が、だんだんと一本の線につながっていくっていう感覚が、
この年齢になってぼちぼち実感できるようになってきてます。

あ それとね、最近の俺の頭の中での口癖は、「わぉ! やっぱこの世は天国!」
だははは。これまぢなんだまぢ。車で走っても街を歩いても、最近本気で思うんだよ。
(なんでそう感じるのかはかなり内緒…笑)

つうわけで、とってもすごしやすいこの季節、
俺はそんなこんなな感じなんですが、みんなはいかがおすごしでしょうか?
ということで、ここんところ何回か、
この会報がロックンロールの先輩達のライブレポートみたいなことになっていたので、
ついでにもう一発やろかな?
つうか、普通でもなんやかんやで月に4〜5本はあちこちのライブに顔出してるんで、
何か書くっていったらやっぱどうしてもそゆ話もしたくなるし。

つうわけで今回は…ご存じ元キャロルの内海利勝さん。
そもそも俺は高校生のころはキャロルバンドのリードギタリストですからね。
当然、キャロルでの彼のギタープレイはコピーしまくってきてます。
内海さんとは、彼のライブに飛び入り参加したとき以来なのでほぼ2年ぶりの再会。
近所でライブあるっていうので、差し入れのビール片手に遊びいかせてもらいました。
7月に久々のニューアルバムリリースしてたの知ってたので、
どんなかんじなのかとても楽しみだったしね。

結論からいうとカッコよかった(もうぜんぜん元キャロルって雰囲気ぢゃありませんが…)。
ギターはもちろんなんだけれども、実は何に驚いたのかというと、それは彼の歌唱法なのだ。
賛否両論だとは思うけれども、俺的にはああいった歌唱法に行きついたのは正解だと思った。
これはね、きっと、元BOOWYの布袋や、内海さん、そして俺とかに共通の悩みだったと思うんだけれども、
つまり、バンドのリードボーカルではない楽器のメンバーが、
そんでいったいソロになってからどうすんのか? どうやって歌うのか? みたいな大問題ってあるのよ。

そもそも最初から歌が得意ならリードボーカルやってるわけで、
やってないってことはあんまプロとしてはボーカル得意ぢゃないってことでしょ楽器のメンバーってばやっぱ。
でも、バンド解散してソロでやっていくってことになったらそこはほれ、
どうしても自分で歌わないとならんわけで、(しかもプロとしてだよ?)
そういった大命題をどうやって解決していくかに、バンドの楽器メンバーのその後の展開がかかってるのだ。
俺は内海さんもソロ第1発目の「ジェミニ」の頃からしっかり聴いてるので、
やっぱ彼のそこの問題の解決に、ずっと他人事ではない関心を抱いていたわけ。
そしたら…

長年のソロ活動をへて「ほぅ こうきたか!」ってなかんじに行きついている内海さん。
指弾きのめっちゃめちゃ音の立ち上がりの鋭いギターに、ダッるだるのゆるい歌唱法。
やっぱブルースなのかもね。ロックギタリストの到達点ってね。
年齢的にも、あ〜ゆう弾き方と歌い方が似合ってくるかんじだもん。
ニューアルバムのサウンドもカッコいいすよ。
特にアップテンポの曲は必聴!ベースがウッドベースだったりすんだけど、
ウッドベースってこんなにカッコいかったっけ?とか再発見するくらいいいかんじです。

「ルイジアンナ」や「ファンキーモンキ〜」も収録されてるんだけど、
ある意味、矢沢さんやジョニーさんの出したキャロルリメイクよりもいいかもしんない。
少なくともリメイクした意味ってことで言ったら、内海ヴァージョンが1番かもと俺は思ったよ。
とにかく、ギタリストとしての自分なりのライブを模索し頑張ってきた30年ってのが垣間見れたライブ。
今回も素晴らしい新たな刺激をもらいました。
ご馳走様です。m(_ _)m

さて、そろそろ俺も年末のツアーに向けて調整に入ってるわけですが、
今年の俺の秋冬のテーマはずばり"インパクトと粘りの両立!"

音速はシャープなんだけれども、とても粘るフレ〜ジングっていうのかなぁ?
まぁベースは耳で聴く楽器ではないので、今年の年末もみなさん、
各会場で俺のプレイをBODYで感じてみてください。
ぶっりんぶりんに揺らしてやるからさ。
夜狼獅琥!




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