ぶっちぎりインターネット

第11回『変態暗黒街 編』




横浜銀蝿『ぶっちぎりINTERNET』(DiGi/USER Vol.2 原稿)


《タイトル》
変態暗黒街 編

《本文》
いきなりで何なんだが、今回のテーマはずばり変態
いやはや世の中には、いろ〜んな趣味性的嗜好を持つ人々がいるものである。
えっ?と思う様な趣味、うっっ?と驚いちゃう嗜好、
げっ!と思わず眼をそむけたくなっちゃう性癖、
中にはそれが、はぁ?と首をかしげたくなってしまうほど
屈折してる場合もあったりして、常人には理解し得ない
彼等の柔軟な感性豊かなイマジネーションに、
ただただ脱帽する今日この頃だ。

んで欲望ある所に商売ありきって事で、
街やネットにはその各種様々な欲望を充たすべく、
いろ〜んな風俗やマニアの為の店が乱立、
コアな専門誌やWebサイト、各種サークルも花盛り。
まさに現代は変態百花繚乱戦国時代だ。

残念ながらごくごく普通(?)な感性しか持ち合わせていないは、
ここでみんなに自慢できる様なインパクトある性癖ない

だから俺は、友達の友達の話や特殊な雑誌、
そしてネット上で時折かいま見るコアな変態の世界についても、
ただの通りすがりの傍観者でしかないのだが、
でもでもみんなもあるでしょう?
やっぱ恐いもの見たさとか好奇心とか。

でもよく考えてみると誰の中にも変態の要素あるわけで、
全部のジャンルとはいわないまでも、
ある特定のジャンルのコアな世界をのぞいた時に、
誰でも、「な・なんじゃこりゃぁ」とか顔をおおいながらも、
指の間からそっ覗き見るそのコアな変態の世界に
異常に興奮してるもう1人の自分がいたりすんのよ恐ろしい事に。

まぁ最近はノーマルアブノーマルの境目がはっきりしてなくて、
どれが変態でどれが正常なのかがわからなくなってる。
があれば何でもありって言う人もいれば、
お金さえもらえばじぇんじぇん平気って娘もいるだろうし、
母親義父とやってどこが悪い?って
本気(←ルビ:まじ)で思ってるヤツもいる。

それに何たって、とどまる事なんて絶対ない
人類の快楽に対する飽くなき探求心は、
この複雑な世の中で屈折に屈折を重ね、
より濃いよりコアな新たな嗜好を日々生みだしているのだ。

それに変態っていうからな〜んかネガティブなイメージがあるわけで、
ぷうフリーター売春援交
インポEDと言い替えたみたいに、
変態もセクシャルミュータントとかニューウェイブとでも呼べば
またちょっと社会の意識違っちゃって、
禁断の垣根も多少低くなるのかもしれません。
でもアングラだから禁断たりえるわけで、
おてんとさまの下じゃ禁断の蜜の味でもなんでもないか。

俺としては、まぁ変態だろうがなかろうがそれぞれ、
好きな事好きな相手好きなよう
勝手に楽しんで下さいって思うんだけど、
やっぱ犯罪まじゅいでしょう?とは思う。
人に迷惑かけちゃ筋違うもんな。

大人愛好家同士がお互いに納得し合った上で
誰にも迷惑かけないように、
それぞれの変態道日夜追求してくれてるなら、
それはそれで、文化人類学的意味のある素晴しい営み
いえるのではないだろうか?だはは。

そこで今回は、読者諸君を変態への旅へといざないます。
パートナーとのいつものSEX飽きてしまったあなた、
相も変わらずのオカズ辟易してしまったオナニストの諸君、
いきなりフリーキー鬼畜の世界、ソドムの住人になるも良し、
まずは初心者向けの、女性のゴミ箱あさりも良し、
ここらでひとつ、自分の中にいるもう1人の自分と出会う為、
脳味噌の中の道徳・倫理感を一度全部かき混ぜて、
変態自分探しの旅ってのはいかがでしょうか?

-了-

《今月のお薦めサイト》

変態暗黒街

広告だらけでちょっとウザイかもしれませんが、
変態入門にはもってこいのサイトです。
基本的な嗜好ごとの掲示板があって、
それぞれに濃い書き込みが盛り沢山。
しかし、より深く追求したい君や、
すでにベテランのあなたは自分で他を探して下さい。
そこまで面倒は見れましぇんあしからず。だはは








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