仏恥義理男塾
-仏恥義理男塾- 第26回

必勝!不良講座第4弾
今年こそ、彼女をGETだ!大作戦
パート2(破局編)




横浜銀蝿 -仏恥義理男塾- DiGi/USER 7月号原稿

《タイトル》

必勝!不良講座第4弾
今年こそ、彼女をGETだ!大作戦パート2(破局編)

《本文》

きなりで何なんだが、
前回の“今年こそ、彼女をGETだ!大作戦”は、いかがだったでしょうか?
ちゃんとしっかり読んで精進した諸君は、
見事可愛い自慢の彼女GETできたことだろうと思う。

しかし諸君。彼女ができたといって安心するのはまだ早いど。
男の道は険しいのだ。
ホントは、彼女をつくることなんて、コツさえつかめりゃ簡単だ。
だって、この前も言ったように、男と女は、ほとんど同じ数いるんだから、
そもそも男女は、カップルになって当然なのである。

彼女をつくるってことよりも、その関係を継続していくってことが、
そして、いずれ来るであろう破局の時に、
双方にとって、より良い別れ方をする方が、
実はその何倍も難しいのである。

通常ならば、恋愛講座のパート2としては、
せっかくできた彼女と、よりうまくいくためのノウハウ
たとえば“デートスポット”とか“房中術”
はたまた“カーセックスの穴場”とかの、
デートのいろはを伝授するのが順当なのであろうが、
そんなんは人に教わることじゃないだろうし、
専門の書籍や、AVが山ほど氾濫しているので、
そちらで各自自習していただきたい。

ということで、今回“今年こそ、彼女をGETだ!大作戦パート2”では、
破局編と題して、恋愛すれば絶対に避けては通れない
別れにスポットを当ててみたいと思う。

残念ながら、どんなことも諸行無常永遠はありえない
どんなに仲が良かろうが、努力しようが、
悲しいかな、出会いがあれば、かならず別れやってくるのである。

結論から言わしていただけるならば、
が愛想つかされ振られて終わる・・・
これが一番美しいし、一番自然なストーリーだ。
修羅場も少ないし、後腐れもない。

もっとも、破局の原因のランキングを調べたら、
先週今週も、そんで来週も、
だぶん、大昔からずっと、そしてこれからもずっと、
男の浮気が堂々の第一位のはずである。

それ以外にしても、
結局はほとんど男が悪いってのが大部分なんだよな、きっと。

あはは。それじゃストーリーもなにも、振られて当然ですね。

まぁ破局の理由はともかくとしても、物語として、
女が捨てられるラストシーンってのは、ちょっと湿気多すぎでしょ?
エンドロール見ながら、うなってしまう様なストーリーはいまいちと思う。
ちなみにそういうわけで、俺はフランス映画が嫌いである。

やはり男ならば、ハリウッドものの様にカラっと、
すすんで君がピエロになるべきだ。
何もヨーロッパの映画祭賞を狙うわけではないので、
破局や別れさえも、結局は全体としてハッピーエンドとしてまとめる、
そんな全然ひねりのないラストシーン演出してもらいたい。

話変わるが、ここだけの話

俺は、男だったらガキのうちは、
一生懸命いくらでも、出来る限り恋愛した方が良いと思っている。
同時に何股かけようが、一日に何人と寝ようが、そんなんは関係ない
それも立派な修行だ。何事も経験なのだ。
でもと見ればどこにだって入れちゃうような、
チャランポラン選球眼ダメだよ。
精力の無駄打ちは、なんの身にもならないでしょ?

たとえ何股であろうとも、
その一人一人の恋愛相手しっかり選んでエネルギーをつぎ込み、
真剣にしてれば、絶対に何か学ぶことができる。
しいて言うならば、にとって女性は先生だな。
恋愛をする度に、相手の女性が必ず君の知らない何か教えてくれるはずだ。

そんなわけで、短い一生の間に修行できる期間は、なお短い
より多くの恋愛を経験するためには、
より多く破局を経験しなければならない。
破局なしに次の出会いありえないのだ。

前回も言ったけれども、世界には30億人女性がいる。
たかだか10回や20回の失恋なんて屁のカッパ
毎日破局を経験したって、女性全員に振られる為には、
なんと800万年もかかっちゃうんだぞ?
・俺にはあいつしかいないんだよぉ・・・」な〜んてのは気のせいなのだ。

ということで、未来のある君は、
もし彼女との破局が訪れたならば、
ピエロとしてさっさと退場して、
新たな物語へと出発して下さい。
そして次の先生について、人生を教わっていくのだ。

な〜んちゃって、こんなこと乱暴に書いてるけど、
恋愛って本当はもっともっと奥の深い
それこそ一生かかっても悟れない重大なテーマなんだ。
でも、そんなことに気付くのは、俺の歳になってからで充分なのだ。

だからまだ若い諸君は、んなこたあ考えないで、
情熱身をまかせて、行って行って行きまくってればいい。

それじゃ、検討を祈る。
だはは。


-了-


《今月のお薦めサイト》


当然のことながら今回は、
“別れ”に関するサイトをご紹介する。
すべては修行なのだ。
男を磨く為に、より多く、よリ良い“別れ”を経験して、
次の新しい出会いに備えて下さい。


○ 別れさせ屋『別れの言葉診断プログラム』

○ 失恋の格言

○ 終わったの会

○ 失恋研究室

○ 失恋シュミレータ







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